水彩色鉛筆で描く女性の顔
2019年11月15日水彩色鉛筆で描く男性の顔
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1.鉛筆で下描きをする
まずは鉛筆(Bくらい)で下描きをします。
アウトラインは同じ強さではなく、抑揚をつけると空気感が出てきます。形が強く変化しているところを中心に、アクセントをつけながら描いてみてください。
アウトラインが描けたら、影も軽く鉛筆で薄く塗っておきましょう。その後ガーゼなどでさっと擦り、色を馴染ませます。
アウトラインが描けたら、影も軽く鉛筆で薄く塗っておきましょう。その後ガーゼなどでさっと擦り、色を馴染ませます。
2.絵の具で下塗りをする
下描きが終わったら、オレンジ系や赤系などの暖色で下塗りをします。チョコレートの部分がかなり暗い色をしてますが、美味しそうな印象を出すために彩度の低いくすんだ色はなるべく使わないようにしました。鉛筆で影を付けた部分を中心に、光と影の関係を柔らかくおおらかに塗っていきます。
チョコレートにはハイライト(てかり)が帯状に入っているので、その部分は塗らずに残します。透明水彩のセットに入っている白はあまり白く発色しないので(白は主に混色用に使います)、光は紙の地を生かして表現しましょう。
チョコレートにはハイライト(てかり)が帯状に入っているので、その部分は塗らずに残します。透明水彩のセットに入っている白はあまり白く発色しないので(白は主に混色用に使います)、光は紙の地を生かして表現しましょう。
3.色を重ねて暗い色調を作る
下塗りが終わったら、チョコレートの部分を暗くしていきます。ここでもある程度彩度を保ちながら色づくりをしていきましょう。参考作品は赤茶系(バーントシェンナなど)に紫系の色を混色したものをメインに使いました。バーントアンバーのようなこげ茶は色が落ち込みやすいので使いすぎないほうが良さそうです。
下に落ちる影も、色相(色の種類)や彩度の調整を細かくしながら塗ります。後からいくらでも明度や彩度を落とすことはできるので、この段階では気持ち鮮やかめに進めましょう。
下に落ちる影も、色相(色の種類)や彩度の調整を細かくしながら塗ります。後からいくらでも明度や彩度を落とすことはできるので、この段階では気持ち鮮やかめに進めましょう。
4.細部を描いて完成させる
形の細部を描き込み、浮いてるハイライトに薄く色を乗せて落ち着かせたら完成です。