1DAYアート講座・透視図法で家を描こう!★7/11(土)
2020年6月3日氷のデッサン
2020年8月19日水彩色鉛筆でスイカを描く手順を紹介します。
1.鉛筆で下描きをする
まずは柔らかめの鉛筆(Bか2Bくらい)で下描きをします。
最初は細かい部分は気にせず、画面上のスイカの大きさと、位置に集中して描いてみましょう。
鉛筆を持つ手はなるべく力を抜き、やや寝かせて紙の表面をなでるように描いてください。
鉛筆を持つ手はなるべく力を抜き、やや寝かせて紙の表面をなでるように描いてください。
形がだいたい決まってきたら、次に種や実のわずかな凹凸、赤いところと白いところの境目など、細部も描き入れましょう。
種は意識しないで描くと小さくなりがちなので、気持ち大きめに描いておきます。
下描きはだいたいこれで完了です。あまり描きすぎると色鉛筆の段階で色が濁りやすくなるので、ほどほどに留めておくのがポイントです。
種は意識しないで描くと小さくなりがちなので、気持ち大きめに描いておきます。
下描きはだいたいこれで完了です。あまり描きすぎると色鉛筆の段階で色が濁りやすくなるので、ほどほどに留めておくのがポイントです。
2.色鉛筆で線を描き起こす
だいたい形が定まったら、水彩色鉛筆で下描きの線を描き起こしていきます。
写真だとわかりづらいですが、実のところは赤、皮のところは緑の線で描いています。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
写真だとわかりづらいですが、実のところは赤、皮のところは緑の線で描いています。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
3.色をつけていく
ここから〈色鉛筆で描写〉→〈水で伸ばす〉という手順を基本に進めていきます。 いきなり濃密に色を塗りこんでいくのではなく、少しずつ薄い色を塗りつつ水で伸ばしていきましょう。いきなり濃い色を塗ってしまうと、水で伸ばす段階でむらができやすくなるので、薄く塗ったらすぐ水で伸ばすのがコツです。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
ここまで水彩色鉛筆で塗ってから水で伸ばす工程を、5回ほど繰り返しました。
スイカの実は赤一色のイメージがあるかもしれませんが、実は微妙に黄色っぽかったり青っぽかったり、濃淡があったりして、色の変化がたくさんあります。その変化をよく観察し、丹念に追ってみてください。
水彩色鉛筆での彩色方法は、塗ってから水で伸ばすだけではなく、芯から直接筆で色を取って色付けすることもできます。ちょうど透明水彩の固形絵の具のような使い方に似ています。紙に塗って伸ばすよりも、柔らかいタッチを作ることができます。
上の工程でも、塗って伸ばすだけでなく、ときどき筆で芯から色を取る技法を使っています。
スイカの実は赤一色のイメージがあるかもしれませんが、実は微妙に黄色っぽかったり青っぽかったり、濃淡があったりして、色の変化がたくさんあります。その変化をよく観察し、丹念に追ってみてください。
水彩色鉛筆での彩色方法は、塗ってから水で伸ばすだけではなく、芯から直接筆で色を取って色付けすることもできます。ちょうど透明水彩の固形絵の具のような使い方に似ています。紙に塗って伸ばすよりも、柔らかいタッチを作ることができます。
上の工程でも、塗って伸ばすだけでなく、ときどき筆で芯から色を取る技法を使っています。
4. 完成
実の濃淡や色の変化のバランスを見ながら完成させていきます。
下の影も重要な要素なので、忘れずに描いておきましょう。影色は皮の緑や実の赤をベースに、紺やこげ茶で暗くして作ることができます。実のところと同じく少しずつ色を重ねてください。
下の影も重要な要素なので、忘れずに描いておきましょう。影色は皮の緑や実の赤をベースに、紺やこげ茶で暗くして作ることができます。実のところと同じく少しずつ色を重ねてください。