水彩色鉛筆で描く男性の顔
2019年12月6日1DAYアート講座・水彩色鉛筆で果物を描こう!★2/9(日)
2020年1月4日描き方を学べる1DAY講座を開催中です!詳しくはこちらをご覧ください。
水彩色鉛筆で子供の顔を描いてみましょう。
「水彩色鉛筆で描く女性の顔」と「水彩色鉛筆で描く男性の顔」では写真をトレース/転写するやり方で下描きをしましたが、今回は写真を見比べながら自力で下描きする方法を解説します。
形を捉えるのが苦手な方や下描きを簡単に終えたい方は、「女性の顔」「男性の顔」の描き方ガイドを参考に、写真をトレース/転写してください。
今回参考作品に使わせてもらった写真は、こちらから入手できます。
「水彩色鉛筆で描く女性の顔」と「水彩色鉛筆で描く男性の顔」では写真をトレース/転写するやり方で下描きをしましたが、今回は写真を見比べながら自力で下描きする方法を解説します。
形を捉えるのが苦手な方や下描きを簡単に終えたい方は、「女性の顔」「男性の顔」の描き方ガイドを参考に、写真をトレース/転写してください。
今回参考作品に使わせてもらった写真は、こちらから入手できます。
1.鉛筆で下描きをする
上の画像の円は子供の頭部のボリュームを表したものです。そこから縦に中心線を伸ばしてあごの位置を決め、顔全体のボリュームを捉えます。
縦の中心線とあごの位置を決めたら、目の位置を表す横の線(目線)も描き入れましょう。今回のモデルの子の場合、円(頭部のボリューム)のだいたい下1/3あたりに目線がくるとちょうど良さそうです。この目線は縦の中心線と直角に交わります。
最初から複雑なアウトラインを追うと、構図、表面の形、ボリューム感を同時に捉えないといけないので、人によっては難しく感じることもあります。そういうときは、上記のようにまず形のボリュームと構図、その次にアウトラインというふうに段階的に形をとっていきましょう。
縦の中心線とあごの位置を決めたら、目の位置を表す横の線(目線)も描き入れましょう。今回のモデルの子の場合、円(頭部のボリューム)のだいたい下1/3あたりに目線がくるとちょうど良さそうです。この目線は縦の中心線と直角に交わります。
最初から複雑なアウトラインを追うと、構図、表面の形、ボリューム感を同時に捉えないといけないので、人によっては難しく感じることもあります。そういうときは、上記のようにまず形のボリュームと構図、その次にアウトラインというふうに段階的に形をとっていきましょう。
顔のボリュームを捉えたら、次にアウトラインや目鼻立ちを追っていきます。
あごのライン、耳、髪の毛をそれぞれ描いたら、目、鼻、口を少しずつ描き入れましょう。細かい形は後回しにして、それぞれの位置やボリュームを意識してください。
特に目を描くときに難しさを感じる方もいると思います。縦の中心線を軸に、両目を少しずつ段階的に描いていきましょう。まずは目頭の位置を両目とも決めます。その次に上まぶたのてっぺん、その次に目じりというように、わかりやすい箇所を印をつけるような感覚で捉えてみてください。両目を同時に少しずつ捉えていくのがコツです。
鼻と口は必ず縦の中心線上にあります。まずは細かい形より、それぞれ中心線上のどのくらいの高さにあるかを捉えましょう。ちょうどよい高さが決まったら、小鼻の両脇の形、口角の位置を決めていきます。
あごのライン、耳、髪の毛をそれぞれ描いたら、目、鼻、口を少しずつ描き入れましょう。細かい形は後回しにして、それぞれの位置やボリュームを意識してください。
特に目を描くときに難しさを感じる方もいると思います。縦の中心線を軸に、両目を少しずつ段階的に描いていきましょう。まずは目頭の位置を両目とも決めます。その次に上まぶたのてっぺん、その次に目じりというように、わかりやすい箇所を印をつけるような感覚で捉えてみてください。両目を同時に少しずつ捉えていくのがコツです。
鼻と口は必ず縦の中心線上にあります。まずは細かい形より、それぞれ中心線上のどのくらいの高さにあるかを捉えましょう。ちょうどよい高さが決まったら、小鼻の両脇の形、口角の位置を決めていきます。
2.色鉛筆で清書する
下描きが終わったら、水彩色鉛筆で清書していきます。部分ごとの固有色にならって線の色を変えると、仕上がりが自然になります。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
3.色をつけていく
ここから〈色鉛筆で描写〉→〈水で伸ばす〉という手順の繰り返しを基本に進めていきます。
いきなり濃密に色を塗りこんでいくのではなく、少しずつ薄い色を塗りつつ水で伸ばしていきましょう。いきなり濃い色や広い色面を塗ってしまうと、水で伸ばす段階でむらができやすくなるので、薄く塗ったらすぐ水で伸ばすのがコツです。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
いきなり濃密に色を塗りこんでいくのではなく、少しずつ薄い色を塗りつつ水で伸ばしていきましょう。いきなり濃い色や広い色面を塗ってしまうと、水で伸ばす段階でむらができやすくなるので、薄く塗ったらすぐ水で伸ばすのがコツです。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
〈色鉛筆で描写〉→〈水で伸ばす〉という手順を3回ほど繰り返しました。水彩色鉛筆は水で伸ばした後も、乾けばまた上から描き重ねることができます。1回の手順で仕上げるのではなく、薄い色を少しずつ重ねて色味をコントロールしながら描き進めていきましょう。
4.細部や目を描き入れて完成させる
最後に細部や目を描き入れて完成です。