透明水彩で描くドーナツ
2019年11月30日水彩色鉛筆で描く子供の顔
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水彩色鉛筆で男性の顔を描いてみましょう。
「水彩色鉛筆で描く女性の顔」の制作工程と同じく、難易度を下げるために下描き段階を写真のトレースに置き換えて制作します。
まずは描き始める前に、コピー用紙(写真用紙ではなく)に描きたい人物の写真をプリントしてください(今回参考作品に使わせてもらった写真は、こちらから入手できます)。 トレースではなく普通に下描きをしたい方は、1段階目は飛ばしてかまいません。
「水彩色鉛筆で描く女性の顔」の制作工程と同じく、難易度を下げるために下描き段階を写真のトレースに置き換えて制作します。
まずは描き始める前に、コピー用紙(写真用紙ではなく)に描きたい人物の写真をプリントしてください(今回参考作品に使わせてもらった写真は、こちらから入手できます)。 トレースではなく普通に下描きをしたい方は、1段階目は飛ばしてかまいません。
1.写真をトレースして本紙に転写する
写真をなぞった線を本紙に転写させるには、カーボン紙がなくても簡単にできます。まずコピー用紙に印刷した人物写真の裏を、2Bくらいの鉛筆で塗りつぶしてください。
塗り残しがあるとその部分は転写されないので、注意してください。
転写したい部分の裏側に鉛筆をまんべんなく塗ったら、画面に顔写真を配置し、マスキングテープで固定します。このとき構図に気を配り、変に不安定な配置にならないように気を付けましょう。
写真を画面上に固定したら、ボールペンで顔写真をなぞります。
塗り残しがあるとその部分は転写されないので、注意してください。
転写したい部分の裏側に鉛筆をまんべんなく塗ったら、画面に顔写真を配置し、マスキングテープで固定します。このとき構図に気を配り、変に不安定な配置にならないように気を付けましょう。
写真を画面上に固定したら、ボールペンで顔写真をなぞります。
転写が終わったら写真を剥してチェックしてみましょう。アウトラインが綺麗に出ていたらOKです。
描き忘れや不明瞭な部分があったら鉛筆で描き足してください。
今回の資料写真は頭頂部が画面から切れているため、転写のときに少し描き足しています。
描き忘れや不明瞭な部分があったら鉛筆で描き足してください。
今回の資料写真は頭頂部が画面から切れているため、転写のときに少し描き足しています。
2.色鉛筆で清書する
次に水彩色鉛筆で清書していきます。部分ごとの固有色にならって線の色を変えると、仕上がりが自然になります。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
描き終わったら、練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきましょう。色鉛筆の線は練りゴムをかけてもだいたい残るので心配はいりません。鉛筆の黒と色鉛筆の顔料が混ざると色が濁るため、この段階で鉛筆の線を消してしまうことをおすすめします。
3.色をつけていく
ここから〈色鉛筆で描写〉→〈水で伸ばす〉という手順の繰り返しを基本に進めていきます。
いきなり濃密に色を塗りこんでいくのではなく、少しずつ薄い色を塗りつつ水で伸ばしていきましょう。いきなり濃い色や広い色面を塗ってしまうと、水で伸ばす段階でむらができやすくなるので、薄く塗ったらすぐ水で伸ばすのがコツです。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
いきなり濃密に色を塗りこんでいくのではなく、少しずつ薄い色を塗りつつ水で伸ばしていきましょう。いきなり濃い色や広い色面を塗ってしまうと、水で伸ばす段階でむらができやすくなるので、薄く塗ったらすぐ水で伸ばすのがコツです。
また、水で伸ばすときは一気に塗り広げるのではなく、色鉛筆の色の変化をなるべく壊さないように、水分量や動かす部分をコントロールしながら進めましょう。
〈色鉛筆で描写〉→〈水で伸ばす〉という手順を3回ほど繰り返しました。水彩色鉛筆は水で伸ばした後も、乾けばまた上から描き重ねることができます。1回の手順で仕上げるのではなく、薄い色を少しずつ重ねながら色味を作っていくのがコツです。
4.細部や目を描き入れて完成させる
最後に細部や目を描き入れて完成です。
目を描いた後は印象ががらりと変わります。描きたいイメージと合っているかどうか確認しましょう。
目を描いた後は印象ががらりと変わります。描きたいイメージと合っているかどうか確認しましょう。