
第5回 対話型アート鑑賞会 報告
2019年4月28日
第6回 対話型アート鑑賞会&ヨコハマ読書会コラボ企画 報告
2019年5月21日空気遠近法を使って近くと遠くの山を描き分けてみましょう。

空気遠近法とは?
遠近法の一種で、色によって遠近感を表現する方法です(これに対して形によって遠近感を表現する方法を「線遠近法」といいます)。実際に外の風景を見てみると、近くの物の色ははっきりと見え、遠く離れた物の色は霞んでぼんやりと見えます。これを絵画技法として応用したものが空気遠近法です。
・近くの物は、固有色ではっきりと表現する
・遠くの物は、固有色に加えて空の色が反映される(遠くなるほど明度、彩度ともに空の色に近づく)
・近くの物は、固有色ではっきりと表現する
・遠くの物は、固有色に加えて空の色が反映される(遠くなるほど明度、彩度ともに空の色に近づく)

上の画像は夕焼けのときの山の風景です。
夕焼け空のときも実は基本的に遠くのものが青っぽく変化することに変わりはありませんが、それに加えて環境光も考慮すると自然に霞んでいく状況が表現できます。遠くのものは空と同系色を反映させましょう。
1.鉛筆で下描きをする

最初に大まかな構成を見ます。どの高さに山の傾斜があり、どの位置に木が立っているか確認してみてください。
地面が絵を構成する土台となるので、その上に木や草などを配置していくような意識で形を捉えましょう。
地面が絵を構成する土台となるので、その上に木や草などを配置していくような意識で形を捉えましょう。


2Bくらいの鉛筆で下描きをします。まずはざっくりと山の斜面を描き、それから楕円で手前の木や茂みを配置していきました。
その後、細部を少しだけ描き込み、下描きはおしまいです。今回はあまり細かく下描きしませんでした。
鉛筆の線は次の段階で全て消してしまう予定なので、柔らかく紙をひっかかないように描きましょう。
その後、細部を少しだけ描き込み、下描きはおしまいです。今回はあまり細かく下描きしませんでした。
鉛筆の線は次の段階で全て消してしまう予定なので、柔らかく紙をひっかかないように描きましょう。
2.色鉛筆で清書する

鉛筆の下描きでだいたい形が定まったら、今度は水彩色鉛筆で清書していきます。
手前の木や草の部分は一本の線で括らずに、葉っぱの集合を意識した短いストロークで形を作っていきましょう。山の清書は空気遠近法を前提に、奥にいくほど薄く弱い線で描いてください。
描き終わったら練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきます。色鉛筆と鉛筆の顔料が混ざると濁ってしまうため、今のうちに綺麗にしておきましょう。
手前の木や草の部分は一本の線で括らずに、葉っぱの集合を意識した短いストロークで形を作っていきましょう。山の清書は空気遠近法を前提に、奥にいくほど薄く弱い線で描いてください。
描き終わったら練りゴムで鉛筆の線を全て消しておきます。色鉛筆と鉛筆の顔料が混ざると濁ってしまうため、今のうちに綺麗にしておきましょう。
3.色をつけていく


形が決まったらいよいよ色を塗る段階です。
多くても2,3色塗ったらこまめに水で伸ばしましょう。上の画像が水で伸ばす前、下の画像が伸ばした後です。
手順はいろいろ考えられますが、手前の鮮やかで明るい部分が暗い色で潰れないように進めていきましょう。
参考作品では一通り全体を塗ってから水で伸ばしてますが、奥の山を先に仕上げてから手前を描き込んでいく方法でも良さそうです。
多くても2,3色塗ったらこまめに水で伸ばしましょう。上の画像が水で伸ばす前、下の画像が伸ばした後です。
手順はいろいろ考えられますが、手前の鮮やかで明るい部分が暗い色で潰れないように進めていきましょう。
参考作品では一通り全体を塗ってから水で伸ばしてますが、奥の山を先に仕上げてから手前を描き込んでいく方法でも良さそうです。
4.影を描き込む

