最初に空の青を塗っていきます。
まず青くしたいところに水を薄くまんべんなく引いて湿らせましょう。このとき雲は避けて塗らないようにしてください。雲以外の青空の部分だけ水を塗るのがポイントです。青をほんの少し溶いた薄い色水で湿らせると、塗り残した雲の形などが見やすくなります。
次に、湿らせた部分が乾かないうちに、濃く溶いた青を筆でぽんと置いていくように何か所か滲ませていきます。最初小さな青い点だったものがじわじわ滲んで広がっていきますので、筆で色を広げようとせず自然な滲みに任せておきましょう。紙を傾けて色を広げることもできます。
湿らせてない雲の部分には色が滲まないので、上の画像のように自然と雲の形が浮き上がっていくのがわかると思います。必要であれば雲の形を整えたり、滲み具合を修正しておきましょう。