透明水彩で描く空と海
2021年7月28日透明水彩で描く虎
2021年10月27日透明水彩で描く秋の木の制作手順を紹介します。
1.鉛筆で下描きをする
下描きはBか2Bくらいの鉛筆を使います。
下描きでは細部は見ずに、まずは土台として図1のようなキノコのような簡単な形から描きます。
下描きでは細部は見ずに、まずは土台として図1のようなキノコのような簡単な形から描きます。
次に葉のかたまりと、枝の繋がりを軽く描きます。
図2のように、木の葉は分割して捉えることができるので、図3の下描きにも同様なかたまりを分割しておきます。幹から枝の流れも目立つものだけ描いておきましょう。
図2のように、木の葉は分割して捉えることができるので、図3の下描きにも同様なかたまりを分割しておきます。幹から枝の流れも目立つものだけ描いておきましょう。
2.絵の具で葉を描く
最初に葉の下地色から塗っていきますが、塗るというよりは描くと言う方が正しいかもしれません。
やり方は水を少なめに調整した筆にレモンイエローをつけて、毛を散らした状態でぽんぽんと点描のように葉のかたまりを表現します(図5)。下描きで描いた葉の分割に沿ってかたまりを作っていきましょう。
この技法ではナイロンの筆ではなく、イタチや馬などの筆がやりやすいと思います。
やり方は水を少なめに調整した筆にレモンイエローをつけて、毛を散らした状態でぽんぽんと点描のように葉のかたまりを表現します(図5)。下描きで描いた葉の分割に沿ってかたまりを作っていきましょう。
この技法ではナイロンの筆ではなく、イタチや馬などの筆がやりやすいと思います。
3. 幹や枝、地面を塗る
図6の段階で幹と地面にうっすら色を塗りました。筆は葉で使ったぼさぼさの筆ではなく、特に幹や枝は先がまとまった丸筆や面相筆を使って丁寧にぬりましょう。
図7では少しオレンジ寄りの黄色作って葉の部分に重ねたり、地面の落ち葉を描いたりしています。この部分の筆は葉用の筆を使って点描風に塗ってください。
図7では少しオレンジ寄りの黄色作って葉の部分に重ねたり、地面の落ち葉を描いたりしています。この部分の筆は葉用の筆を使って点描風に塗ってください。
4. 影色をつける
図8は全体的に影色をのせはじめた段階です。地面に落ちる影が示す通り光は左上から差しているので、影色は右あたりを中心に塗ります。
幹や枝は紫や青、こげ茶などを混色したもの、葉はオレンジや赤茶を使っています。葉の部分はあまり濁らせたくないので、きれいな褐色になるよう意識して色作りをしましょう。
ここまででだいたい1時間くらいを想定しています。特に背景は無くても良いならここで完成にしても良いでしょう。
幹や枝は紫や青、こげ茶などを混色したもの、葉はオレンジや赤茶を使っています。葉の部分はあまり濁らせたくないので、きれいな褐色になるよう意識して色作りをしましょう。
ここまででだいたい1時間くらいを想定しています。特に背景は無くても良いならここで完成にしても良いでしょう。