![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211011_203044x.jpg)
透明水彩で描く秋の木
2021年10月13日![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2022/01/IMG_20220107_210711_905web.jpg)
透明水彩で描く雪景色
2022年1月7日1.鉛筆で下描きをする
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/tora1web-700x467.jpg)
図1
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211026_161953web-700x486.jpg)
図2
下描きはBか2Bくらいの鉛筆を使います。
虎の顔の主な特徴として、眉間の高い位置からすっと伸びる鼻筋と、先端のハート形のような鼻、そしてやや前に張り出したような丸い下あごが挙げられます。
下描きするときは図1のピンクの線のような形のリズム感を意識してみてください。特に下あごの丸みは虎らしさを表す重要なポイントだと思います。
図2は実際の下描きです。あまり細かく描き込まず、弱めに当たりをつける程度にしておきましょう。
虎の顔の主な特徴として、眉間の高い位置からすっと伸びる鼻筋と、先端のハート形のような鼻、そしてやや前に張り出したような丸い下あごが挙げられます。
下描きするときは図1のピンクの線のような形のリズム感を意識してみてください。特に下あごの丸みは虎らしさを表す重要なポイントだと思います。
図2は実際の下描きです。あまり細かく描き込まず、弱めに当たりをつける程度にしておきましょう。
2.絵の具の黒で模様や影を塗る
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211026_172923web-700x483.jpg)
図3
今回は珍しく黒を使って模様から描くことにしました。紙を和紙にして墨を使うのも雰囲気が出て良いと思います(参考作品は水彩紙を使ってます)。
滲み止めが強い紙の場合は筆跡がくっきり出てしまうので、柔らかさを出すために水筆でところどころぼかしながら黒を塗ってます。
模様の他にもうっすら影になっているようなところにも薄めな黒でほんのり暗くしましょう。
滲み止めが強い紙の場合は筆跡がくっきり出てしまうので、柔らかさを出すために水筆でところどころぼかしながら黒を塗ってます。
模様の他にもうっすら影になっているようなところにも薄めな黒でほんのり暗くしましょう。
3. 毛の色を塗る
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211026_173445web-700x484.jpg)
図4
暗いところを塗り終わったら一度乾かし、上から黄土色をざっくり重ねます。少しバーントシェンナなど赤味を加えるとちょうど良いと思います。
色味が少ない分フラットな塗りだと単調になりやすいので、濃淡をつけながら意識的に明暗の変化をつけるのがコツです。
白い毛の部分は塗り残しておきましょう。
色味が少ない分フラットな塗りだと単調になりやすいので、濃淡をつけながら意識的に明暗の変化をつけるのがコツです。
白い毛の部分は塗り残しておきましょう。
4. 色の変化を強調する
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211026_174139web-700x486.jpg)
図5
図4よりも赤味を強くした色を重ねて、更に色の変化を強調していきます。鼻のわき、目のまわり、耳のうしろなど中心にぼかしながら丁寧に塗りましょう。
5.不透明水彩(ガッシュ)の白で仕上げる
![](https://sissi.yokohama/wp-content/uploads/2021/10/20211026_183547web-700x484.jpg)
「透明水彩で描く虎」完成作品
不透明水彩の白を濃いめに溶いて髭や白い毛の表情を描いて完成です。